日々楽書~針小棒大~

くだらない事を宇宙規模で

”ちょっとした腑抜け状態”の私、サーフィンへのモチベーションは何処へ?

このままではまずい、腐りゆく技術 

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 南台湾でのサーフトリップから早1ヶ月。

 あれから一度も海水に浸かっていない。
 つまりサーフィンをしていないのだ。
 ちょっとした燃えつき症候群だろうか、気が付けば顔からは完全に黒い色素が抜け、お世辞にも健康的な面構えとは言えない。
 意外にも自分が色白であることを感じさせられる、今日この頃。
 
 技術の向上には継続が最低条件である。
 継続していく中で、工夫を繰り返し、新たな感覚をつかみ、洗練され、己の血肉となるのだ。
 
 このままじゃあまずいな、サーフィンがどんどん下手くそになってしまう、わかっていながらに、週末は疲れと睡眠不足で、行動出来ず、街をふらつく有様だ。
 
 本当にやりたい時って命削ってでもやるものだ。
 忙しさや、時間のなさは言い訳として最も下らないモノだと思う。
 その程度のことで”やらない、やれない”。というのはサーフィンがどっちでもいいものになっている証拠ではないだろうか。

 こんな風な”ちょっとした腑抜け状態”を改善させるのって、とても難しい。自然とやりたくなるのを待つべきなのか、無理矢理にでも海に繰り出し、やってみることで、熱を取り戻させようか。
 
 そんなことを考えていた仕事の休み時間、友人から一通のメールが。
 なんちゃってサーファーのHからである。

 Hは、私が強引にサーフィンに引っ張り込んだ、サーファーのひとりだ。
 "四月に入ったら、サーフィン行こう。暖かくなってきたし、モチベーション向上中!!”

 モチベーション急降下中の私に、届いたこんなメール。
 タイミングっておもしろい。
 
 夜中に車を走らせ、海に向かう。
 日の出と共に入水し、クタクタになるまでサーフィン。
 昼は缶ビールを飲んで、夢の世界へ。
 もちろん、夕方に再度サーフィン。
 いつものように、なぜ、私に彼女が出来ないかを、車中で話しながら、都会まで帰ってこよう。きっと高速道路の照明灯はいつものように、優しげなオレンジで私たちを染めてくれるだろう。
 
 そんな週末を想像し、わずかながらに、私の心は高揚しはじめた。

              aloha shigeru!!!