日々楽書~針小棒大~

くだらない事を宇宙規模で

書きたいのかな、いや打ちたいのかも

打ちたい願望が強く

f:id:gakushigeyama:20160220013856j:plain

 私の日々考える事を、文章にして伝えたいという思いで、このブログを始めた訳だが、最近は意識が少し変わり始めている感じがする。

 と言っても、まだブログ運営開始一か月。

 右も左も、正しい写真の貼り付けも分かっていない新米だ。

  それでも、私の時間の許す限り、少しでも多く書こうと思い、この一か月それなりに書いてきた。

 そんな中で今、日常的に感じる事は、何かを書きたい、という執筆意欲以上にキーボードを打ちたいというタイピング意欲が強いということだ。

 キーボードに指を当て、一文字一文字、積み重ねて行く、あの指先の感覚、吐き出されていく文章の内容は正しいのか、どうなのかはよくわからん。

 内容はひとまず置いといて、タイピングという作業に魅了されつつあるのは間違いない。

 少し打てない日が続くと、無性に打ちたくなる。時間がないので、電源を入れることなく、パソコンを開き、キーボードに指を当ててみる。

 これって、けっこうな中毒なのかもしれないと感じる。

 私は昔、陸上競技の短距離をしていた。

 陸上の短距離において、求められるのは数字だ。

 0.1秒でも速く、だれから見ても一目で速いとわかる数字を出すことが、全ての世界だった。

 なんとも残酷で、結果しか見られない、そんな世界。

 その世界の中で、当時私が感じていたことは、数字云々は置いといて、走っている時の感覚、上手く走れた時の、地面との良い接し方、これがたまらなく気持ちいいという事だった。

 数字が全ての世界だから、それでは駄目なんだろうけど、練習は私にとって、その気持ちいい感じを、感じる事が目的だったのだ。

 でもそれが好きって事なのだろう。

 他人には一見わからない、自分だけが持つ気持ちいい感覚。

 それをしないではいられない思い。

 好きってきっとそういう事なのだ。

 ブログをされている大先輩の、記事の一つに「ブログを書くのに向いている人とは?」というのがあった。

 どんな人が向いているかという箇条書きの項目の中に「タイピングがしたくてたまらなくなる人」というのを見つけ、私がパソコンを購入し、ブログを始めたのも偶然ではなく必然だったのかもしれないと嬉しい気持ちになった。

 タイピングの感じが気持ちよく、とにかく打ちたいと感じる今日この頃、日々走っていた頃の自分と今の自分を重ね、好きってことの本質を見たような気がする。

 この先、ずっと打ち続けたいな、出来る事なら、内容も少しはマシなモノが書けたらもっといいな。

                                                                                                  aloha shigeru!!!